紀元前10世紀、ソロモン王が神殿を建設したエルサレムに隊商を率いて訪れたといわれるシバの女王の伝説が残る国イエメン。その首都サナアの旧市街は今も普通に人びとが暮らしていますが、街全体が世界遺産に登録されています。伝説によるとサナアは旧約聖書に登場する「ノアの箱船」のノアの息子セムが興したとされ、記録としても紀元前1世紀に始まる古の街。上の写真の子供たちは世界遺産の住人です。イエメンは敬虔なイスラム国ですが、女の子であっても子供を撮る分には大目に見てもらえるようです。照れ屋さんな女の子が多かったなか、この二人の女の子は人なつっこい笑顔を向けてくれました。ただ彼女たちの人なつっこい笑顔もやがてはベールの向こうに隠れてしまします。子供とはいえ男女で肩まで組んでるくらいだからこの子たちは兄妹だったのかも。

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旅行記「アラブで最も貧しい国」


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